直下型地震対策(5 地震発生のきっかけ)

地震発生までのメカニズムは徐々に明らかになっているが、地盤や岩盤に溜まった応力の解放を促している引き金が何であるかはほとんどが謎のままになっていて、はっきりとした特定はなされておらず、様々な説が展開されている。この引き金に関しては、相関性の比較により統計学的に相関を見出すことは可能であるが、それが因果関係であるかを同定するのは地震学的な研究に頼るもので、分野が少し異なる。 水分の流入 兵庫県南部地震がフィリピン海プレートから生じた水によって誘発されたという説がある。また東北大学によれば、新潟中越沖地震や、岩手・宮城内陸地震など複数の地震は断層直下のマグマが冷えたことで発生した水分が潤滑油の役割を果たし地震を発生させたとしている。7つの火山島からなるアゾレス諸島では、雨が降ると2日後に小さな地震が起こったり、鉱山の水没域では、雨水が流れ込み地震が誘発されることがあったりする。 潮汐力 太陽や月との潮汐が発生の引き金になるとの指摘もある。満月と新月時に強まった潮汐力が地震を誘発する可能性が指摘されており、防災科学技術研究所は、スマトラ島沖では2004年の地震の8年前から潮汐力が強まった時間帯に地震が集中していたため、歪みが溜まっている地域では潮汐力が地震の引き金になっている可能性が高いとしている。 地震 遠く離れた場所で発生した地震が時間をおいて別の地震を誘発する可能性が指摘されている。 詳細は「誘発地震」を参照


*wikipediaより参照

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